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広島市の循環器内科・内科・心臓血管外科・麻酔科・リハビリテーション科

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安心して手術を受けられるよう、私たちがサポートします。

特徴

心臓血管外科手術の麻酔には専門的な知識と技術が必要となります。当院では安全に手術を行えるよう、心臓血管外科手術麻酔の認定資格を有する麻酔科医が手術の計画段階から診療に関わっています。

ご挨拶

麻酔科 / 主任部長

近藤 隆志(こんどう たかし)

平成16年に大学病院での研修を修了した後、様々な施設で心臓血管外科手術の麻酔に携わってきました。
手術を安全に行う上で、麻酔科医は手術前の全身状態の評価、手術中の麻酔を含めた全身管理、手術後の痛みや呼吸・循環の変動への対応といった様々な役割を担っています。
患者さんが安心して手術を受けられるよう努めていきたいと考えておりますので、麻酔について心配なことや分からないことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

手術室・設備のご紹介

主な業務

手術前の全身状態の評価、麻酔計画の作成

手術を乗り切るためには、患者さんの全身状態に応じた適切な薬剤(麻酔薬、そのほか手術中に使用するもの)の選択や投与量の設定を行うことが欠かせません。これまでの病歴を整理して持病や内服薬の確認を行い、手術前の検査結果(血液検査、レントゲン検査、心電図、呼吸機能検査、超音波検査、心臓カテーテル検査など)を評価した上で、最善と考えられる麻酔計画を作成します。

手術中の全身管理

手術中は全身に各種モニターを装着して、異常が生じた場合に速やかに対応できる態勢を整えています。全身麻酔で手術を行う場合は、麻酔薬を投与して意識が消失した後に気管内にチューブを入れて人工呼吸を行います。麻酔科医の手術中の業務は麻酔薬の量を調節することだけでなく、モニターの数値と全身の状態を常に観察しつつ治療に必要となる薬剤を投与すること、人工呼吸器の調節を行い最適な呼吸状態を維持すること、輸液や輸血を実施する判断を行うことなど、全身状態を良好に保つため様々な治療行為を行っています。
また、心臓大血管手術では手術中に経食道心エコー検査による評価を行っています。経食道心エコー検査では、心臓・大動脈の形態だけでなく心臓の収縮拡張機能や弁機能を総合的に評価することができます。当院では、経食道心エコー検査の認定資格を有する麻酔科医が手術を通して評価を行っており、手術開始前の心臓の状態の最終確認、手術中に心臓内に留置する各種チューブ類の位置確認、手術直後の手術部位の異常確認および心臓の機能評価に至るまで、安全に手術が行えるよう数多くの場面で経食道心エコー検査を活用しています。

手術後の疼痛管理、呼吸循環管理

手術後の痛みに対して通常の鎮痛薬での対応が難しい場合は、主治医と協議してより強力な鎮痛薬の追加投与・持続投与などの対策を提案しています。また、手術後に集中治療室に入室する場合は、手術中の呼吸循環管理の情報を主治医に提供し手術後の管理に役立てています。

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